アンケートからタスクへ
オンラインライティング系の仕事サイトでは、タスクとプロジェクトの2種類に分けられていることが多いです。
投稿のハードルは低いけれども報酬はあまり多くないタスク型と、審査される分、要求度も報酬も高めなプロジェクト型と言えるでしょうか。簡単にまとめてみました。
タスク
- 先に記事を作成し、承認されれば報酬が発生する
- 単価は低め
プロジェクト
- 最初にライターの選考があり、通過すると記事が作成、納品できる
- 納品時に承認されないことや、修正依頼が入ることもある
- 単価はタスクよりは上
私がアンケートの次に手を出したのは、もちろんタスク型の方でした。経歴等を書く必要がなく、書いたものの質だけで採否が決まりますので、未経験のライター志望者にはライター業に挑戦する良い機会と言えます。
募集されている分野は様々です。中でも、漫画の第～話のあらすじや感想を書くもの、街やサービス（住宅設計から習い事のお教室などなど）について口コミを投稿するものは常に募集されている印象です。
文章量は増えますが、まだまだライターと名乗るほどではなさそうな内容ですね。
これらは求められている対象に的を絞って書けば、まず落とされることはなく採用されました。反対に、うっかり発注内容を拡大解釈してしまい、主題がずれていると言われ不採用になってしまった経験もあります。専門的な内容でないとはいえ、丁寧に書かなければならないことを思い知りました。
タスク型ライティングのメリットとデメリット
関連する職歴ゼロのライター志望者にとってありがたい、タスク型業務。そのメリットはやはり、最初から自分の文章で勝負できることです。
そして、もう一点大きなメリットがあります。集めて終わりのアンケートと違い、納品物が発注者に気に入られれば、別の仕事の案内や依頼が入ることもあるのです。私の場合は「内容が良かった場合、継続発注する場合があります」と書いてあるタスクには、積極的に応募するようにしていました。
私はこの継続発注から実績を増やしていきました。
ライター志望者向けの情報商材の販売者は、この辺りで月収10万円などに跳ね上がると標榜していますが、ずっと仕事もしておらず、文章も書いていなかった人間に一気にそこまでの成果を上げることは難しいというのが私の実感です。
Webライティングは一獲千金の甘い世界ではありません。しかし子育てや家事を優先しなければならない身にとっては、都合の許す時だけ稼働してリアルに現金が稼げてしまう点で、十分に感謝すべきだと思います。
ライティングを含む事務作業
さて、オンラインでライティング業務を探していると、関連のありそうな業務も検索に引っ掛かってきます。
特に頻繁に遭遇するのが、オンラインショッピングサイトへの登録作業。一件登録すると数十円、それを何十件、場合により100件単位などで発注しています。クラウドソーシングというと聞こえが良いですが、デジタル内職と呼ぶのが相応しい内容でしょうか。
この種のお仕事にも登録してみたことがあります。商品の登録作業と説明文を書くので、ぎりぎりライティングとされていたようです（笑）
応募してみた理由は、1日最低〇件登録という条件があったため、定期的に仕事があると思ったからです。ネットを眺めるだけとはいえ、毎日毎日、仕事探しは辛いです。仕事を探している時間の方が仕事をしている時間よりも長ければ本末転倒ですし。
狙った通り、定期的にお仕事があったのはありがたかったですし、また文章を入力する際にhtmlのタグを使ったので、少しhtmlの構造に触れられたのが良かった点です。（作業自体はマニュアル化されていて、htmlも完全に決まった位置にコピペするだけなので、予備知識は不要でした。）
報酬は1日百数十円でしたが、アンケートよりはずっと大きな金額で、また毎日作業をすることで一か月に数千円入って来るようになったのは主婦ワーカーとしてはブレークスルーした感動がありました。
ライター業とは少し違うかもしれませんが、職歴無しの人間にはすべてが学びです。何がしかの仕事の一端でも学べ、しかも報酬も頂けるのならやってみることに損はないと思います。
